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【ご利用者様の声】慶應義塾大学病院

慶應義塾大学病院
産科診療部長 田中 守 教授

地域周産期母子医療センターに指定されている大学病院ですが、合併症のない一般の妊婦さんの分娩も積極的に受け入れていらっしゃいます。産科病棟専用のお食事や産痛緩和の導入(無痛分娩や和痛分娩)などのオプションも用意され、全ての妊婦さんとご家族にご満足いただける環境を目指しておられます。また、妊娠週数にかかわらず転院も受け入れ可能なので安心してご相談いただきたいとおっしゃっておられます。

慶應義塾大学病院産科ではいち早く「MeDaCaシステム」を導入して頂きました。導入された目的を教えてください。

画像をデジタルで患者さんの手元に送ることが大きな目的です。従来は患者さんサービスの一環として超音波画像をプリントアウトしてお渡ししていましたが、これはどこの施設でもやられていることなので、デジタルデータとしてお渡しすれば、患者さんが本人でご家族に送ったりして二次使用もできるし良いのではないかと思っていました。またプリントするにもコストや手間もかかるので、全体的なデジタル化を考えていたところでMeDaCaシステムにより丁度いいタイミングで導入できたと考えています。

当初は赤ちゃんの超音波画像を送信していただくことから始められました。また最近ではビデオ通話による遠隔健診を始めていただいておりますが、妊婦さんの反響・評判は如何でしょうか?

今の時代、患者さんは自分の検査は自分で確認することが、安全性の為にも非常に重要なことと考えています。従来は実施した検査データは紙ベースで全てお渡ししていましたが、それがデジタルベースで送ることができるようになり、患者さんが保管しやすくなり転送等も含めて患者さんの利便性が高まり非常に喜んでおられます。

「MeDaCaシステム」特にビデオ通話機能を利用してから以前と変わった事はありますか?

ビデオ通話機能については通院に伴う新型コロナウイルス感染リスクを減らすことができますし、医療従事者も感染リスクを減らせるのでメリットが大きいと思います。 導入についてはコロンビア大学でのコロナウイルス感染症対策をきっかけに急速にビデオ通話により遠隔診療が進歩して全米各地に進んだという事実を参考に導入致しました。

「MeDaCaシステム」を利用してから、妊婦さんとのコミュニケーションに変化はありましたか?

大きいのは遠隔診療が可能になったという事で患者さんにそのオプションを提供できるので、出来るだけ通院したくないという患者さんには、ビデオ通話により通常の検診回数を保ち必要に応じて処置等を指示するという事でうまくコミュニケーションが取れています。 最近では在宅勤務も進んでおり、通信環境もかなり改善され整ってきているので特に問題なく利用できています。

「MeDaCaシステム」を利用してから、診療効率の面で変化はありましたか?また大学病院としてのMeDaCaご利用のメリットとしてはどのような事がありますか?

実際に診療に来られた場合は診察・面談・その後の消毒等、いろんなコストがかかるので、オンライン通話での診療は効率的だと考えています。

AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システムの研究の一環で「MeDaCaシステム」を導入されましたが、今後診療はどのように変わっていくと思われますか?

将来的には、在宅でできる診療はできるだけ在宅で行うようになっていくのではないかと思います。特に産科の場合、健診は出産まで定期的に通院しなければならないので、その面からしても健診のやり方自体も医療従事者側も意識を変えなければならないと思います。他の基幹病院も将来的にはそのようにならなければいけないと考えています。感染症対策の観点から医療システム含めて世の中全体の仕組みを変えなければいけない時代だと思います。

今後「MeDaCa PRO」の挿入を考えておられる先生へのメッセージをお願いします。

今の電子カルテシステムではどうしてもデータセキュリティの問題で電子カルテシステムと患者さんのコミュニケーションツールを完全に一体化することはできないので、2システムを利用するしかありません。その点からするとMeDaCaシステムは今の現状に合っていて使い勝手が非常に良いと思います。最初に利用するシステムとしては十分満足のいくものだと思います。 (取材日:2020年07月22日)

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