【ご利用者様の声】草薙整形外科リウマチクリニック

MeDaCa PROをご利用になるきっかけはどのような経緯ですか？

母校の慶應大学病院においてMeDaCa PROが使われていたことがきかっけでした。
患者さんへ検査結果をお伝えする際、紙で渡すのが一般的です。それがデジタル化されて患者さんのスマホに届くサービスはスピーディーで非常に良いと感じました。
慶應大学病院ではMeDaCa PROを採用していると聞き、サービスとしての機能面での評価に加え、他施設との差別化としてMeDaCa PROを利用することにしました。

検査結果をタイムリーに患者さんへ届けるサービスMeDaCaが医療現場に貢献している点はどういったところでしょうか。

当院はクリニックなので、大学病院などとは異なり検査会社へ検査を外注している為、診察日に当日の検査結果を伝えることが出来ません。
患者さんへ検査結果を伝えるのは次回再診時となりますが、リウマチ・痛風・脂質代謝異常といった慢性疾患の患者さんは通院間隔が2ヶ月毎といった方も多く、検査結果を伝えるのはかなり先になってしまいます。
次回再診時に二ヶ月前の結果を渡すよりは、今日受けた検査結果をなるべく早く伝えることが疾患コトンロールの為にも大切だと考え、MeDaCaを使っていち早く患者さんへ検査結果を伝えるようにしています。
以前から異常値が見られた一部の患者さんへは再診を待たずに電話での結果説明を行っていましたが、本来血液検査の結果は誰でも早く知りたいだろうという思いがありますので、患者さんへMeDaCaを案内しています。

また、患者さんへ電話するほどではない異常値が出た際にはMeDaCa PROのコメント欄で一人一人にお伝えしており、次回診察時より少しでも早く患者さんに検査結果を伝えることは疾患コントロールにとても意義があると考えています。

MeDaCaをご紹介した際の患者さんの反応はいかがですか？

60代以下の患者さんは問題なく受け入れてくれます。ご年配の70歳以上の患者さんはスマホに対する苦手意識をお持ちの方もいるため少しハードルが高くなることはありますが、ご家族が受け取ってくださる方もいらっしゃいます。　今スマホを使いこなせている年齢が今後年を重ねることを考えると、これからはより一層ご高齢の方も抵抗感なく受け入れてくれるかもしれませんね。

MeDaCa PROのご利用で　工夫されている点はありますか？

必ず一人一人にコメントを書いています。　気を付けてもらいたい項目だけでなく、順調にコントロールできている結果が見られた際には　『素晴らしいです！』　と、モチベーションをあげるようなコメントを書くようにしています。誰だって褒められたらうれしいですからね。この調子で続けて下さい　といった感じです。
一日あたり、多くて7～8人、通常3～4人程度なので業務量の負担はさほどありません。

患者様のMeDaCaに、主要70検査項目説明書の添付（インタビュー時搭載済み）や、生活習慣病の検査値がグラフ化される機能が搭載される予定（2022年内）ですが、先生や患者様にとっていかがでしょうか？

検査項目の説明がつくことは非常に良いですね。長年治療している患者さんにとっても改めてご自分の疾患に対する理解度が深まります。
また、グラフ化もとてもいいですね。やはり直近の検査の数値だけでなく、これまでの検査値の推移が一目見てわかるものは理解しやすいです。すごく良いと思いますよ。

（今回は患者さん用MeDaCa側だけの表示ですが）MeDaCa PRO、MeDaCa両方で表示してもらえたら、そのグラフを見てコメントを書いたり、患者さんとコミュニケーションが取れるのでなおありがたいです。

ビデオ通話機能に加え、オンライン決済機能も年内に搭載予定となりますが、そのあたりはいかがでしょうか？

いずれはオンライン診療も利用していきたいと思っています。ゆくゆくはオンライン診療が今以上に使われる時代になると思っています。
今現在、当院の患者さんからの要望は特にありませんが、遠方にお住まいで通院が大変な人も多少いらっしゃいます。
2ヶ月に一回通院されている患者さんの診察を、次回はオンラインで、薬は今年から導入されたレフィル処方箋を使って　というのも考え方としてあるかもしれません。病院経営的には減益になってしまう点もありますが、MeDaCa PROは先駆的でいいと思います。
またオンライン決済も事務側にとっても助かるのではないでしょうか。より一層便利になりますね。

桃原先生には弊社の第2回Internet Symposiumで座長を務めて頂きました。多くの先生方から反響を頂戴しました。ありがとうございました。

やはり慢性疾患の先生にとって、MeDaCa PROは良いサービスだと思いますよ。検査結果を早く知ることは治療を受ける患者さんにとって非常に大切だと思いますから。ぜひ多くの先生に使ってもらいたいですね。

（取材日：2022/10/18）