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【ご利用者様の声】医療法人MIRAI・BOSHI 安佐南内科リウマチ科クリニック

医療法人MIRAI・BOSHI 安佐南内科リウマチ科クリニック
院長 舟木 将雅 先生
医療法人MIRAI・BOSHI 安佐南内科リウマチ科クリニック(広島県広島市/舟木将雅院長)は、リウマチ・膠原病疾患と呼吸器疾患を専門とし、広く内科領域を診ておられます。
CTなどの医療設備も整っており各種健診も対応されています。地域の頼れるかかりつけ医として、患者さんとのコミュニケーションを大切にした「対話」重視のクリニックです。

リウマチ疾患では定期的に血液検査をされていますが、その検査結果を患者さんがタイムリーに知ることができ、先生方もそれをご存じの上でコミュニケーションして頂くことにより、コントロールがうまくいく疾患の一つではないでしょうか?

リウマチ膠原病を専門として標榜しているクリニックは、診療している疾患の中で関節リウマチが一番多いのではないかと思います。疾患活動性の評価と副作用モニタリングのためCRPと血沈等の炎症やRFを含めた血液検査を月に1回程度、定期的に見ていきます。

しかし、クリニックは検査結果がその日の内にはわからないため、前の月のデータで説明することになり、一か月遅れになります。そのため、一か月前はCRP正常だったが、今日は関節が痛いという患者さんがいると当然ですが患者さんの検査結果と症状は相関せず治療強化の説明理解が難しくなります。病院で質の高い検査結果が当日判明することも理想ですし、クリニックでも少しでも検査会社での結果を患者さんに早くお届けするという医療機関側の努力は必要と考えます。それがこのMeDaCaアプリで可能となったのです。

血液検査の結果を早めに知りたいという思いは、患者さんも医師も同じです。
MeDaCaアプリを使えば細かいことも医師がコメントを書けば患者さんに伝えることができます。検査結果を診察時に十分説明できないことや、その日のうちに検査結果を伝えることができないことも多いので、MeDaCaで患者さんに早く伝えることで、次回までに患者さんも血液検査の結果で自身の病状を分析できるし、医師としても診察時の診察所見と合わせて詳しく血液検査を伝えることができるというメリットがあります。

MeDaCaを導入し、診療時間の短縮にも繋がりました。患者さんからは文章で血液検査を知ることで口頭よりもわかりやすいという感想も言われることが多いです。

スマートフォンやITに関しての抵抗感はどうでしょうか

リウマチの好発年齢は30~50歳代の女性の患者さんが多いのですが、スマートフォン世代の方々は診察室や待合でさっとアプリを登録されます。スマートフォンは今や70-80歳台の方も結構持っておられますが持っていてもアプリをダウンロードや登録という点で敷居が高く感じられ消極的です。そういった方は当院スタッフの説明サポートで登録まで進めばみなさん結果的には喜ばれるかたがほとんどです。
翌日に検査結果が送られてくるにしても、医師のコメントが入っていることがメリットと感じていただけます。

アプリ使用についての私たちへの問い合わせはあまりないですね。MeDaCa導入後に新たに業務が増えるわけではないのでスタッフにも評判良いです。

数多くアプリを入れるのは先生のご負担になりますので、検査結果にフォーカスし、リウマチであれば、CRPや血沈、リウマチ因子だけを時系列に値を表示できるようにと思っておりますが、いかがでしょうか?

それは非常に喜ばれると思います。患者さんはいつも医師が説明している項目は分かっているので、数値の推移がどうなっているのか、送られてくる数値も診察室での電子カルテのように時系列グラフで見ることができるようになればすごく喜ばれると思います。

糖尿病や心不全の患者さんは年齢が高い方が多くいらっしゃいますので、将来的に体重計に乗れば測定値が送信されるというようなことも考えております。そうなれば高齢者の方でも、コントロールしやすくなると思いますがいかがでしょうか?

リウマチは動脈硬化とも関係があるので高脂血症、糖尿病、高血圧などの生活習慣病もケアしています。ですからバイタルサインはとても重要で、患者さんの方もデータを飛ばせて、こちらもそれを見るというのは興味がありますね。先行事例はありますが血液検査結果とバイタルサインが一つのアプリというのは魅力的ですね。さらに電子カルテとの連携もあれば理想です。

クリニックに来られた際に測るものだけでもMeDaCaさんのアプリに取り込めて、患者さんも私達も見ることができればいいですね。リウマチ患者さんの2〜3割は肺の病気を患うので、サチュレーションはかなりの頻度で測ります。コロナウイルス感染症でも注目されていますし最近はアップルウォッチでも測定できますよね。

またリウマチ治療には、生物学的製剤JAK阻害剤といった分子標的薬で治療しているので、診察時にはサチュレーション含めたバイタルサインを必ずチェックします。MeDaCaさんのアプリが医師患者のコミュニケーションを助けるツールとなればクリニックにとってもプラスになることばかりです。
医療者の声を迅速に聞きながら実臨床に即したアプリケーションに成長していくMeDaCaアプリには今後も期待しています。

最後に一言いただけますでしょうか。

目の前の患者さんに何かできることはないかを考え続け、患者さんを第一に考えるのは医療機関としては当然です。
医療サービスとして患者満足度
があがっていること、難病を支える治療の継続率が高くなっていること、それが当院のメリットだと実感します。

(取材日:2021年03月15日)

【医療機関インフォメーション】

医療法人MIRAI・BOSHI 安佐南内科リウマチ科クリニック

ホームページ:https://www.asaminami-clinic.jp/
所在地:〒731-3164 広島県広島市安佐南区伴東5丁目21-35
電話番号:082-849-6200
休診日:日曜日・祝日・水曜日午後・土曜日午後

診療受付時間 [*予約優先/*受付時間:診療終了時間の15分前まで]

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